セルティック、クラブ史上最高額でデンマーク代表FWコーが加入!前田の穴埋めるか
セルティックがついに動いた。クラブ史上最高額となる移籍金1100万ポンド(約20億円)で、デンマーク代表ストライカーのカスパー・コー(25歳)をボード/グリムトから獲得。背番号を手にした新戦力は「本当に興奮している」と声を弾ませた。
コーはノルウェーのボード/グリムトで公式戦103試合54得点を記録。昨季のチャンピオンズリーグ(CL)では5ゴールを叩き出し、チームをベスト16に導いた。さらに今季CLではマンチェスター・シティ戦で2発、アトレティコ・マドリー戦でもゴールを奪うなど、ビッグステージで結果を残してきた実績を持つ。
「僕はペナルティエリア内でゴールを決めるのが好きだ。でも守備でもチームを助け、ハードワークするタイプ」。そう自身を語るコーは、既にノルウェーリーグでプレーしてきたコンディションの良さもアピール。「夏の間もトレーニングを続けてきたし、もう戦える準備はできている。すぐにでも火の中に飛び込みたい」と意気込みを見せた。
今回の大型補強は、前田大然のイプスウィッチ行きで沸騰していたサポーターの不満を鎮める起爆剤となる。前田は昨季のリーグ優勝に大きく貢献した功労者。さらにイヘアナチョとサラッキの退団も決まり、攻撃陣の再構築が急務となっていた。
セルティックは今夏、すでにドゥラン(カラバフから)を獲得しており、この2選手の移籍金合計は約1500万ポンド(約27億円)。両者ともCLで結果を残してきた実績が光る。マーティン・オニール監督率いるチームはまだ新シーズンの公式戦を戦っていないが、この補強は「量より質」へのシフトを示唆している。
コーのキャリアは決して順風満帆ではなかった。地元ラナースの下部組織から出発するも、ケガに泣かされ、アイスランドのバルールへのレンタルを経て、デンマーク2部のホブロに放出された。そこから這い上がり、オールボー、スタバックと渡り歩き、ボード/グリムトで開花。昨季はヨーロッパリーグで7得点を挙げて得点王に輝き、ノルウェーリーグ連覇に貢献した。
デンマーク代表デビューは今年3月。4キャップで1得点を記録しており、そのゴールはチェコとのワールドカッププレーオフ決勝で奪った同点ヘッドだった(チームはPK戦で敗戦)。
「クラブの歴史はとても大きい。何人かの人や家族と話をして、お腹の底から『ここが本当に合う』と感じた」。そう語るコーが、セルティックの新たな象徴となるか。プレミアシップ開幕を前に、ファンの期待は否が応にも高まる。

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