涙の5度目の2位…ハルがKordaとのライバル関係に待った「まずはメジャーを獲らせて」
全英女子オープン(AIG Women’s Open)が目前に迫るなか、イングランド期待の星、シャーリー・ハル(世界ランク7位)が自身の置かれた現状を赤裸々に語った。ロイヤル・ライサム・アンド・セント・アンズで行われる今大会、彼女は「まずはメジャーを獲らせてほしい」と、世界No.1ネリー・コルダとのライバル関係を一笑に付した。
「今のところ、ライバル視はしていない。悪意はないけど、ネリーは何度もメジャーを獲っている。私はゼロだ。2位が5回もある。まずは自分がメジャーを勝ってから、その話はしよう」とハル。6月の全米女子オープンではコルダに敗れ、またしても2位に終わったばかり。過去3年で2度、この大会で2位になっており、その悔しさは並々ならぬものがある。「メジャーで5回も2位って、結構こたえるよ。去年の優勝者のポスターを見て、『あれが自分だったらな』って思っちゃうんだ」
一方で、ハルはライバルへのリスペクトも忘れない。「ネリーがゴルフ界にもたらしているものは信じられないほど素晴らしい。見ていて本当に楽しいし、彼女はいい人でもある」と称賛。
直近の試合では苦しい戦いが続いている。先週のISPSハンダ・ウィメンズ・スコティッシュ・オープンでは、まさかのトリプルボギー越えの「9」を叩き、44位タイに終わった。原因はパットがグリーンを転がり落ちたこと。「あれは自分が悪い。でもあのピン位置はおかしかった。すぐにコミッショナーにメールしたよ」と振り返る。12フィートのバーディパットが、まさかの大たたきに繋がった瞬間だ。「結局、誰にでもミスはある。でも傾斜のど真ん中にピンがあって、あれはないだろって思った。4回もアプローチを打ち直したよ。でも最終的に10フィートのパットを決めて、自分でもガッツポーズが出た(笑)」と、ユーモアを交えて語った。
同胞のロッティ・ウォッド(世界ランク5位)も、このリンクスコースでのメジャー制覇に意欲を見せる。「イギリス人選手にとって、この大会はドリームだ。リンクスは好きだし、風が強いタフなコースも楽しみ。アメリカではなかなか打てないようなショットができるから、特別なんだ」と語り、今後のソルハイムカップ出場も視野に、好調をアピールしている。
果たしてハルは、7度目の正直で悲願のメジャー初制覇を成し遂げるのか。それともコルダが圧倒的な強さを見せるのか。熱い戦いが、いま始まる。
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