オリックス、育成3投手を一挙に支配下登録!陳睦衡らで投手陣テコ入れ
オリックスが後半戦へ向けて、大きな布告を打った。球団は育成契約の陳睦衡(チェン・ムーヘン)投手(20)、本田仁海投手(27)、東山玲士投手(26)の3人を同時に支配下登録すると正式発表。背番号は陳が92、本田が46、東山が54に決定した。育成選手3人を同日付で支配下に引き上げるのは球団史上初めてのことで、31日の期限を前に支配下選手は上限いっぱいの70人に達した。
特に注目は台湾出身の右腕・陳睦衡だ。メジャー球団も熱視線を送った逸材で、入団2年目の今季はファームで2試合に登板し、計6イニングを無失点。一時はコンディション不良に悩まされたが、19日の阪神戦(SGL)では自己最速に1キロ差と迫る152キロをマーク。将来のエース候補として「山本由伸投手のようになりたい」と憧れを口にしてきた本格派右腕が、ついに夢への第一歩を踏み出した。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro リリーフ陣にも頼もしい戦力が戻ってくる。通算96試合に登板してきた9年目の本田仁海は、右肘手術を経て再び支配下の座をつかんだ。1年目の18年オフに一度育成契約となり、翌年に復帰。22、23年のリーグ連覇に貢献した実力者は、昨年9月に右肘のクリーニング手術を受けたが、実戦で結果を残し評価を勝ち取った。
もう一人、同じく右肘手術から這い上がったのが2年目の東山玲士。昨年5月にトミー・ジョン手術を受け、現在は実戦復帰に向けて調整中。本田とともに1軍の戦力として期待される。
チームは46勝46敗2分けの5割で前半戦を終了。3位・日本ハムとは6ゲーム差で、クライマックスシリーズ進出へ正念場を迎えている。エースの宮城大弥と山下舜平大がそれぞれ左肘、右肘の手術で今季絶望となり、投手陣の強化は急務だった。昨秋ドラフト6位で指名したジョージア大の二刀流・石川ケニー投手はレッズ入りが決まり、獲得には至らなかった。打てる手はすべて打つ――。残り49試合、オリックスはこの投手陣の“補強”で、パ・リーグ4位からの逆襲を狙う。
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