コルダ、地元優勝なら「ゴルフ界にとって素晴らしい」とハルを絶賛
全英女子オープンが目前に迫ったロイヤル・ライサム・アンド・セントアンズ。世界ランク1位のネリー・コルダが、地元イングランドの英雄チャーリー・ハルに熱いエールを送った。
「彼女が母国でメジャーを獲ったら、ゴルフ界にとって本当に素晴らしいことだ」とコルダは語る。今季すでにシェブロン選手権と全米女子オープンを制し、年間3メジャー目に挑む絶対女王の目には、ハルの姿がどう映っているのか。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon ハルは全米女子オープンでコルダに1打差まで迫りながら、またも2位。これでメジャー5度目の準優勝。直近3年だけでも全英女子で2度の涙を飲んだ。ジョージア・ホールが2018年に制して以来、イングランド女子にメジャー王者は誕生していない。いまだ初優勝をつかめないハルだが、コルダはその粘りを高く評価する。
「そういうものだよ。まずはそのポジションに身を置くこと。他人のやることはコントロールできないけど、彼女はいつもそこにいて、常に勝負に関わっている。正しいことをやっている証拠だ」とコルダは言う。「まるで男子のサム・バーンズみたいなもの。メジャーで何度もチャンスを作りながら決めきれていない。でもいつかは獲る。落ち込んではいけない。むしろ励みにすべきだ」。
ハル自身は「まだメジャーを獲っていないからライバルとは思わない」と自虐気味に語っていたが、コルダはそんな彼女の性格も大好きだ。「素晴らしいキャラクターだし、彼女が地元のファンの前で勝つのはゴルフ界にとって素晴らしいこと。一緒にプレーするのはいつも楽しいよ」。
一方、コルダ自身も今週は大きな歴史がかかる。優勝すればLPGA殿堂入りが確定し、キャリア・グランドスラムも達成。2013年のインビー・パーク以来となる年間3メジャー制覇の快挙だ。
「メジャーでタイトルを嗅ぎつけたら、少し感情的になるものだ。だからこそ朝早く起きて、心と体を削って grind しているんだ」とコルダ。昨年はリディア・コに競り負けて2位。その前はセントアンドリュースのリンクスで惜敗した経験が、今の闘志につながっている。「あの天候の中でリンクスコースを戦い抜けたことは、大きな自信になった」。
先月のエビアン選手権ではまさかの予選落ちを喫し、34大会続いていた予選通過記録もストップ。「ゴルフはそんなに甘くない。好調でも無敵じゃない。週によっては何もかもがうまくいかない。大事なのはそこからの立ち直りだ」。そう言い放ったコルダの目は、すでに週末の最終日を見据えている。
世界の頂点に立つアメリカの絶対女王か、それともイングランド悲願の地元メジャー制覇か。全英女子オープンは日本時間木曜開幕。リンクスの女神はどちらに微笑むのか。
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